小川銀次の死 クロスウインド


「みのむし」というタイトルが不思議な曲ですが、とても優しくて美しい曲です。
ここでも、かなりおかしな演奏方法が繰り広げられています。

今朝ネットを見ていると、訃報があった。
「ギタリスト小川銀次さん(58歳)が死去 」
癌だった。
自分らしいギターが弾けなくなるから、と言う理由で、抗がん剤治療を
しなかったらしい。
本当に「らしい」決断だった。

LPを取り出してみたら、1982年となっていたので、もう33年も前の
事だった。
その日、たまたま銀座を歩いていた私は、ライブスポットの「ローディープラザ」
に人が集まっているのを見つけ、ちょっとのつもりで覗いてみた。
長髪にオーバーオールを着て、ニコニコ笑顔で出てきたのが、小川銀次だった。
インストゥルメンタルのクロスウインドというバンドの演奏が始まるらしい事はわか
ったのだが、どんなバンドかは知らなかった。
演奏が始まった瞬間、私の心は固まってしまった。
ギターを弾く小川銀次の眼は、明らかに「狂人の眼」だった。
完全に、ここではない別世界、曲の中に行ってしまっているのだった。
(後日、もう一人だけ同じ眼のギタリストを見た事がある。
亡くなっているが、アイルランドのギタリスト、ゲイリー・ムーアだった。)
当時、ギターが中心のインストバンドは、フュージョンというジャンルで
くくられていた(高中正義・カシオペアなど)のだが、小川銀次は、
「僕たちは、ハードロックバンドです」
と言っていた。
確かにその演奏は、フュージョンのように洗練された「おしゃれな」感じ
ではなく、攻撃的なスタイルだった。

完全に魅入られてしまった私は、LPを買い楽譜を買った。
楽譜を見て驚いたのだが、クロスウインドで、全く譜面の読めないメンバーは、
リーダーの小川銀次だけだった。
が、アルバムの曲のほとんどは、彼が作ったものだった。
しかも、各曲に「譜面にできない部分」があり、「なんとなくこんな感じ」という
ような採譜がされていた。
その「こんな感じ」の所は、ライオンの遠吠えのような擬音だったり、現在では
スィープと呼ばれている演奏方法だった。

小川銀次の演奏と言えば、有名なのは、RCサクセションの「雨上がりの夜空に」
のリードギターだと思う。
あの曲の中でも、個性的な演奏がされている。

もう一度見たいな・・・と思っていると、こんな事になってしまう。
見たい!と思ったら、必ず行かなければ後悔する事になるのだ。

本当の意味で「感性のギタリスト」小川銀次をもう一度見たかった。




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商品に関してのお問い合わせ
[ 2015/08/05 22:13 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

ありがとうございます

鈴木茂雄様

ご案内ありがとうございます。
実は先週、たまたま見つけまして、速攻で参加させていただきました。
こんな貴重な音源をCD化してくださるなんて、とても有難い事です。
ライブで見た、オーバーオール姿の銀ちゃんを思い出しながら、聞ける
事を楽しみにしています。
[ 2017/06/13 17:09 ] [ 編集 ]

故小川銀次 追悼CD リリースの件

こんにちは!はじめまして鈴木茂雄と申します。
突然、失礼いたします。

今年の8月2日に3回忌を迎えるにあたりCROSSWINDのライブCDをクラウドファンディングを使い
リリースするプロジェクトを涼めています。  

ご興味ございましたら、是非!ご支援を頂けるようにお願い申し上げます。

https://www.muevo.jp/campaigns/1253

以上 鈴木茂雄
[ 2017/06/13 11:39 ] [ 編集 ]

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